フランス現地生産者から日本の保税倉庫までの輸送過程においてコンテナ内部にデジタル温度計を入れ温度変化を計測しております。
2012年秋の輸送時のデータでご説明します。
右の図はデジタル温度計の記録を取り出したものです。※クリックで拡大
フランスを出港したのち中国でのコンテナの積み替えの際に庫内温度は約30分から1時間18℃まで上がりましたがすぐに14℃まで下がりました。
このように、完璧な温度管理で輸入することによってのみ、初めて完璧な状態のワインをこの国で飲むことが可能なのです。そして、我々がこのような温度管理の下で輸入したワインを常温で店頭に並べられてしまえば全てが台無しになってしまうことは、考えるまでもないことです。